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ソードのペイジ(Page of Swords)

このカードは、目的を果たすために現状を冷静に分析することができることを表します。また、何が起こるかわからない状況に対する警戒心も示唆します。

キーワード

正位置 – Upright –
賢さ/機敏/直感力/用心深い/警戒/合理的/ネットワーク/洞察力/練習/鍛える/研究/勤勉/不安/未経験/好奇心/メッセージ/スキル/実用的な能力/観察者/スパイ/斬新なアイディア/手際がいい/情報の選別/慎重/用意周到/実直/遠回り/頭脳プレー/駆け引き/好奇心旺盛/自立/しなやか/戦略的/分析的/規則厳守/器用
逆位置 – Reversed –
軽率/姑息な手段/理想主義/不真面目/対策不足/準備不足/疑心暗鬼/脇が甘い/油断/うっかり/警戒する/不注意/秘密主義/無責任/無頓着/いい加減/無礼な態度/無駄が多い/落ち着きがない/付け焼き刃/見込み違い/冷淡/裏切り/ずる賢い/卑怯/軽薄/疑り深い/孤立/予測不可能/破壊/報復的/被害妄想/無防備/病気/争い/意地悪
英単語
Study. Vigilance. Apprehension. Inexperience. Curiosity. A message. Skill. Practical abilities. Observant. Powerful. Serious. Vigilance. Agility. Spying. A discreet person. An active youth. A person adept at perceiving, discerning, and uncovering the unknown or that which is less than obvious. Insight. Severity. Aggressiveness. An imposter revealed.
人物像:正位置
知的な若者。賢い若者。控えめな人。アクティブな若者。明らかにすることに長けた人。いたずらっこ。口が悪い少年。利口な子供。調査員。事実を知ろうとする人。機敏な人。本音で話せる相手。知的で情報通な人。言葉巧みな人。口が堅い人。
人物像:逆位置
警戒心が強い人。反抗的な子。落ち着きがない人。幼稚な人。その場しのぎで無責任な人。詰めが甘い人。心休まらない相手。自分を偽っている人。秘密主義者。ずる賢い人。

ケース別キーワード

case正位置逆位置
恋愛駆け引きを楽しむ恋/色んな可能性を模索する/チャンスが接近する/会話を重視する/年下の異性/秘密の恋愛を楽しむ/お互いを知ろうと積極的になる/知的で情報通な相手 ナンパに合う/いい加減な相手/刹那的な行動/幼稚で無責任な行動/その場しのぎ/信用できない相手/秘密が多くて何を考えているか読めない相手/公表できない関係
仕事新入社員/入念にリサーチする/斬新な発想/初心に戻る/自分の有能さをアピール/仕事だと割り切って取り組む/金額交渉をする/社内取引/井戸端会議で情報を入手する/秘密の任務 不注意が多い/落ち着きがない/実力以上に見せたがる/先読みしすぎてタイミングが合わない/突っ込みどころが多い計画/アイディアを誰かに盗まれる/ピンチに追いやられる
その他信念に沿った行動/未来を見通す力がある/しきたりを破る/新世代の考え/物事を理解する力/物事を分析する力/何かを探る必要性/不足な事態に備える/試練の訪れ/危険を察知する能力/誰にも言えない秘密を抱える/嵐の前の静けさ/試練に直面する/過剰に反応する/本音で話し合う/感受性が強い/毅然とした態度/とっさの判断 作戦に沿った行動/自分に有利な道を見極める/建設的ではない/物事に正面から向き合わない/秘密が洩れそうになる/甘く考えている/隙だらけ/騙されやすい/弱みを握られる/信用を失う/何かにつけて反抗する/猜疑心を抱く/うがった見方をする/腹の中を探り合う/知られたくないことを知られる/嘘をつく/噂話に振り回される/有害なコミュニケーション/歓迎しないしらせ/辛辣な言葉

正位置での意味

ソードのペイジの正位置は、物事を分岐して実験したり、トライ&エラーを繰り返しながらチャレンジしている様子を示唆します。あなたは、キャリアアップを目指していたり、あるいは自分の好奇心や精神的な探求から学校などの教育機関で勉強に励んでいることでしょう。一人前と言うにはまだまだなので、多少の不安は抱えているでしょう。あなたは、成功するために必要なスキルを訓練し開発してきたことでしょう。そんな自分に誇りを持ち、自分を信頼しています。このカードは、競いの場や社会において、身につけたスキルや技術を実践したことがない“未経験者”を表すことがあります。まだ実戦経験が足りていないので、謙虚な姿勢を忘れないようにしましょう。経験不足の状態ですので、今の段階では、遠回りしたり失敗することも多々あります。そのことを踏まえて、失敗したとしても必要以上に落ち込まないようにしましょう。

また、ソードのページの正位置は、自分の未熟さを受け入れ、のびのびと振舞わせてくれる年上の人物に忠誠心を抱きます。その人のためならスパイや秘密裏に進めるようなことにも意欲的なところがあります。ただ、その行為が誰かを裏切る行為であることを自覚する必要があります。素直で純粋な一面があるため、悪い人に利用される可能性もあり、注意が必要です。ソードのペイジは古いルールを取っ払い、斬新なアイディアで新しい風を吹かせることができます。

ソードのペイジの正位置を人物像として例えるなら、物事の点と点をスピーディーに繋いで目の前の出来事について理論的に説明できるような、知的な人物のことを表します。彼は問題に立ち向かうと言うよりも、その場の状況を掌握して優位な立場に立てる賢さを持っています。また、争い事を解決に導いたり、争い事を収めるなどが得意です。どちらかと言うと、ドライな性分で、あまり深入りしようとはしないので、自分の役割を果たしたらすぐに立ち去ったりもします。ソードのペイジが活躍できるのは、小規模な問題においてで、規模が大きい問題に巻き込まれた場合は、彼のやり方は通用しません。ソードのペイジは人との距離感を狭めないように常に警戒心を持って接しており、執着もしないタイプです。そのため、関わるまでもいかず観察することで終わることが多々あります。自分の好奇心をそそる対象に対して、ただ遠くから眺めているような感じです。

ソードのペイジの正位置は、出会う相手が良い人であればいいのですが、悪い人だとその影響を受けやすいです。いい相手に巡り合えるかは、あなたの資質が問われるところでもあるので、そのことが将来の成功を大きく左右します。

リーディング例

愛に関して占った場合
ソードのペイジの正位置が恋愛で出たら、恋愛やふたりの関係性が未熟なこと、または孤立した態度を表します。あなたは、恋愛をする上で非現実的な理想を抱いている可能性があります。また、あなたがふたりの関係にコミット(貢献)する準備ができていないことを示唆しているかもしれません。あるいは、恋愛以外のことに意識が向いていて、今はそっちの方に夢中になっているかもしれません。いろいろな可能性を見出そうと試行錯誤を繰り返しているため、落ち着かない印象です。ポジティブで陽気な性格ですが、気分によっては態度がコロコロ変わりやすいところもあります。友達同士のような爽やかな恋愛や、まだ結婚を見据えた真剣交際には程遠いかもしれません。
勉強や仕事に関して占った場合
ソードのペイジの正位置を仕事で読み解いた場合、あなたの知性と受けてきた教育がどれほど通用するのかを、試そうと意気込んでいることを表します。実践に向けて、慎重に準備を整えているようです。また、優れたコミュニケーションスキルを必要とするプロジェクトの開始を示唆することもあります。あなたは精神力を磨き、斬新なアイデアを発揮して貢献するでしょう。仕事において、自分の有能さをアピールしたいと思っていたり、自分の出番は今か今かと待ち望んでいる様子です。事前のリサーチが十分にできていれば、スムーズに物事を進めていける暗示です。他にも、若い人や後輩と一緒に仕事をする機会があることを示す場合もあります。
お金に関することで占った場合
ソードのペイジの正位置がお金に関することで出たら、お金に関連する重要なメッセージや情報が入手できることを表します。このカードは、他の人にアドバイスをもらうことよりも、自分自身で調べた方が有益な情報を得られることを示しています。しかし、そのことで自信過剰になってはいけません。無知は損失につながる可能性がありますので、謙虚で油断しない姿勢が大切です。

逆位置での意味

ソードのペイジの逆位置は、知性があるにもかかわらず、人生の目的意識や方向性が不透明な状態を表します。このカードが表示されたら、無責任さや理想主義、非現実性や軽薄さを示している可能性があります。あなたの視野が狭いことや、強すぎる警戒心が新しい情報のキャッチを遮断している可能性があります。また、強い警戒心は被害妄想へと変化することもあり、周りの人全てが敵だと錯覚してしまうこともあります。その強迫観念に対して、自分が何もできないと無力さを感じてしまい、自信を失う危険性もあります。こんな時に必要となってくるのは、警戒心を解いても大丈夫だと自分に言い聞かせることです。自分を信じる勇気や楽観性が大事です。

また、自分は意識していないのに、出しゃばりすぎていたり、空回りした行動が目立って周囲から無責任や無計画だと思われがちです。自分の中では計画的にやっているつもりでも、その計算が裏目に出てしまう可能性があります。それはおそらく、事前リサーチが不足していたなど、準備不足が原因かもしれません。あるいは、詰めが甘くてどこか無頓着なところがあったのかもしれません。肝心な場面で実力を発揮することができず、低い評価をされてしまいそうです。見込み違いや判断の甘さが露呈してしまう危険性もあります。周囲からの信頼を失ってしまい、いつの間にか孤立してしまう可能性もあります。

ソードのペイジの逆位置を人物像として例えるなら、若く経験の浅い人物や、限られた人生経験しかない人物、あるいは落ち着きのない人物を表します。無作法な態度が目立ち、誤解を招きやすい人物でしょう。周囲にいい加減で無礼な印象を与えてしまうので、年長者からも好まれにくい可能性があります。

自分にとって何が大事で何を優先すべきか、しっかり考えて落ち着いた行動をして、周囲の信頼を取り戻しましょう。

リーディング例

愛に関して占った場合
ソードのペイジの逆位置が恋愛で出たら、相手の欲求や気持ちを満たすことに対して不安があることや、心の準備が整っていないと感じていることを表します。あなたは、今は恋愛よりも自分自身のために時間を費やしたいと思っていて、真剣な交際をするための準備ができていない可能性があります。場合によってこのカードは、パートナーの見た目がタイプではないことや、その場限りの体だけの関係を表します。いい加減さや不注意さが露呈して、恋愛に関するトラブルが起きるかもしれません。人を軽く扱う行為を繰り返していると、そのツケは必ず後で自分に返ってくることを忘れずに。思いつきではなく計画性のある行動を心がけましょう。
勉強や仕事に関して占った場合
ソードのペイジの逆位置を仕事で読み解いた場合、あなたのキャリアプランがうまくいかないことに対して幻滅することや、仕事上での混乱を表している可能性があります。実現しなかった契約や約束事に思いを巡らせていたり、思い描いてる夢に中身が伴わないことを表します。また、同僚や仕事の仲間に情報を共有する場合は注意が必要です。その中にスパイや信用できない人物が紛れ込んでいる可能性があります。コミュニケーションにおいては、情報が多すぎて混乱するなど、意思の疎通がうまくいかない可能性も示唆します。このカードは、成功するために必要なスキルが不足していることを表すこともあります。冷静かつ慎重に物事を進めていくことが大事になります。
お金に関することで占った場合
ソードのペイジの逆位置がお金に関することで出たら、情報の信憑性が欠如していることで経済的問題が悪化する危険を示します。あなたは自分の頭を使って情報収集をきちんとしていますか?信頼すべきではないアドバイザーを信用していないでしょうか。他力本願ではなく、自力でリサーチする方が良い時期です。投資や金融に関する本を読み、あなたが始めようとしている分野をしっかり勉強してください。成功するためには、その分野への理解を深めることが一番の近道です。

カードを読み解くポイント

ペイジは学習と見習いを表しています。このカードは剣のように鋭いコミュニケーションができるように、自分の表現力に磨きをかけようと積極的に学びます。新しいアイデアを模索していることや、精神的な探求に乗り出している可能性もあります。ソードのペイジが実在の人物を象徴している場合、賢明で好奇心旺盛な若者であり、まだ必要なスキルを習得しきっていないでしょう。たとえば、アクエリアンタロットでは、剣を脇に置いた少年を描いています。彼はまだそれを振るう自信を持っていないことを示しています。

このカードが占いで出た場合、軽率な発言や行動には注意するよう促しています。仲の良い友人間で誰かの些細な悪口や本音を漏らしたことが、後々トラブルの引き金になりかねません。知られたくなかった相手に知られてしまう可能性もあります。警戒心が強まりすぎても人を遠ざけてしまうので距離感の調整が難しいかもしれません。人間関係においてはデリケートなカードなので、いつもより慎重で誠実な行動を心がけましょう。

カードの意味を更に深く考察

ソードのペイジの少年は、粗末な服を着ていますが、稽古着で剣術を熱心に鍛えています。この少年は、物事に冷静に対処し、何が正解なのかを見極める力を持っています。このカードは、情報を整理したり分析すると言う意味を表します。

鋭い視線で背後を振り返っている様子は、用心深さや隙のなさを表します。空には鳥の群れが見えていて、彼の精神性の高まりを示しています。