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ペンタクルの2(Two of Pentacles)

このカードは、

キーワード

正位置 – Upright –
調和/調整/両立/バランス/選択/変更/交換/交流/浮き沈み/トラブル/日課/繰り返し/ルーティーン/忙しさ/器用/同時進行/分与/柔軟性/どちらか選べない/気晴らし/楽さ/レクリエーション/元気/興奮/ニュース/メール/手紙/メッセージ/文書/流動的/娯楽/享楽的/綱渡り/マルチタスク/時間配分/出張/朗らかさ/一進一退/ゲーム/遊び
逆位置 – Reversed –
軽率/いい加減/適当/アンバランス/不安定/停滞/滞る/浮沈/娯楽/困難/同様/邪魔物/乱気流/裏切り/無責任/計画性のなさ/装った楽さ/愚か者/意味のない遊び/恥ずかしい/矛盾する変更/矛盾するタスク/二転三転/疑心暗鬼/度が過ぎる/遊びすぎ/飲み過ぎ/やり過ぎ/裏がある/ペースダウン
英単語
Changes. Attraction of opposites. Harmonious change. Cheerfulness. New complications. Excitement. News. Message or letter. Balance. Busyness. Financial Partnership. Choices. Ups and downs. Difficulty in launching new projects. Embarrassment. Contradictory changes. Contradictory tasks.
人物像
エンターテイナー。芸能人や芸人など有名人。Youtuber。同時並行して物事を進められる人。器用な人。

ケース別キーワード

case正位置逆位置
恋愛相手の反応を伺う/軽妙なコミュニケーション/相手に合わせられる/状況が変化しやすい/会話やメールのテンポが合う/レスポンスが早い人/相手を楽しませる/どうなるか予想できない関係/変化に強いふたり その場限りの態度/変化にストレスを感じる/八方美人になる/一貫性のない行動で信頼できない/条件が一致しない/何が起きても驚かない状況/いい加減で適当な交際/色んなツボが合わない
仕事仕事が軌道に乗り始める/金融パートナーシップ/仕事に面白みが加わる/得意なことを担当する/同時進行を得意とする/フリーランス/サービス業に向いている/複数の仕事を掛け持ちする/適応力抜群 新しいプロジェクトを立ち上げるのが難しい/手広くやりすぎる/接待で二日酔い/定職につかずにフラフラしている/遅刻や居眠りなどが多い/勤務態度が悪い/良い加減な姿勢
その他交流が始まる/調和のとれた変化/反対の魅力/新しい合併症/時間やお金をやりくりする/たくさんのチャンスに恵まれる/止まらない/毎日同じことを繰り返す/海外との取引/波に乗る/変化によって安定感が増す/環境への適応/複数の選択肢を天秤にかける/優れた適応能力/状況を楽しむ/好きなことができる/気を使いすぎている/起用に立ち回りすぎている/その瞬間を大切にするべき 事態が複雑化する/集中力に欠ける/連絡が取れない/変化に適応できない/お金のやり繰りが大変/のるかそるか/予想外の障害/金銭トラブル/釣り合いが取れない/趣味が合わない人/会話のテンポが合わない/波長が合わない/人間関係にストレスを感じる/現状に飽きている/真剣に考える必要あり/生活が乱れている/抱え込みすぎている

正位置での意味

ペンタクルの2の正位置は、変化する状況の中で臨機応変な対応ができることや、適応力の高さを表します。日常的な場面やビジネスシーンなど、様々な局面でうまく立ち振る舞うことができます。あなたは器用なため、同時進行で複数のことをこなすこともできるでしょう。初めてのこともすんなりとこなしてしまう適応力があり、環境の変化にも強そうです。みんなが苦戦するようなことでもあなただけが順応できて成功を掴む、なんてこともあるかもしれません。

このカードは、一度に多くのことを処理できることで、結果的に幸運を掴めることを意味します。仕事と遊びのバランスも上手に取ることができ、日々の生活を楽しめるでしょう。加えて、時間と資金のやりくりもうまくいきそうです。留まっている状況よりも、変化している状況こそが、あなたの能力を最大限発揮できるときなのです。変化を楽しみ、物事をそつなくこなしていく中で、気持ちに余裕ができ、自然と言動にもゆとりが生まれます。周囲には気さくな印象を与えるでしょう。人間関係の交流も盛んになり、情報交換もうまくいきます。状況の変化をいち早く察知する洞察力もあるようです。

このカードは、あなたが何かとのバランスを必死で取ろうとしていることを示唆することもあります。仕事と家庭など、どちらも大事にしなければならない場合、二つのバランスを保ち続けるのは至難の技でもあります。どちらもうまくこなすためには、どんな邪魔が入ろうとも、動きを止めることなく進み続ける必要があります。そういった意味では、あなたがとても忙しい状況であることを示しているかもしれません。逆に、物事が停滞したり止まってしまうことで、今保たれているバランスが崩れる可能性があることを示唆していることもあります。

変化の多い時期なので、柔軟な対応を心がけることが重要だとこのカードは伝えています。ウェイト版のタロットデッキにおいて、このカードの絵をよく見てみると、船が描かれています。これは、海外や旅行(特に船旅)といった意味合いもあり、伝達や移動を示唆します。そのため、書面や文書などのメッセージを表すこともあります。

リーディング例

愛に関して占った場合
ペンタクルの2の正位置が愛について出た場合、パートナーと何かを共有していたり、パートナーと一緒に仕事をしていることを意味します。また、仕事と家庭生活のバランスをとろうとしていることも示唆します。 あなたは気持ちに柔軟性があるため、個性的な相手に対しても上手に振る舞うことができるでしょう。状況が目まぐるしく変化し、これから先どうなるか読めない恋愛模様を示唆することもあります。バランスが上手く保たれている状態を意味するため、相性の良い相手や、会話のテンポが合う相手を表すこともあります。ジャグラーのようで陽気な印象を与える絵柄から、相手を楽しませようと、サービス精神が旺盛なことも示します。
勉強や仕事に関して占った場合
ペンタクルの2の正位置が仕事について出た場合、仕事と休息のバランスを保つことや、幸せと健康を維持する必要があることを示唆します。プロジェクトや職務を両立させなければならない、忙しい時期を示していることもあります。あるいは、ビジネスにおける2つのチャンスや、転職する場合は2つの求人のどちらかを選択することを意味します。複数の仕事を掛け持ちする暗示もあるので、副業やフリーランスを示す可能性もあります。このカードは、状況や人に合わせた臨機応変な対応ができることを示唆するため、サービス業や接客業でも良い仕事ができる暗示です。
お金に関することで占った場合
ペンタクスの2の正位置がお金について出た場合、お金を2倍にすることを意味する場合があります。パートナーと力を合わせることで、一人でいるよりも多くの利益を得ることができます。また、このカードは2つの収入源を示しています。

逆位置での意味

ペンタクルの2の逆位置は、心の油断や隙から、良い加減な言動や振る舞いをしてしまい、周囲に迷惑をかけてしまうことを示唆します。うまくやってきたつもりかもしれませんが、周囲とのコミュニケーションも噛み合わず、誤解を招いているかもしれません。また、無責任な人だと思われがちで、重要な情報があなたのもとに届かなくなる可能性も示唆します。その結果、不足の事態への備えが遅れ、トラブルや失敗を招く可能性がアップしてしまいそうです。人間関係においては、裏切りに合う可能性を表すこともあります。まずは、あなたの一貫性のない言動に筋を通すことから始めて、周囲の信頼を取り戻しましょう。計画性をしっかり立てることも重要です。

また、あなたはなにに対しても真剣に取り組もうとせず、どこかふざけてしまっているのではないでしょうか。本気になることを恐れているのかもしれませんし、自分が「これだ!」と思えるものが見つかっていないのかもしれません。自問自答して本気で打ち込めるものを探そうとすれば、時間はかかれど見つかるはずです。根気強さや辛抱強さが必要なときでしょう。楽しくないのに楽しそうなフリをしている可能性もあります。

あるいは、様々な局面で手一杯になっている可能性も示唆します。これは、財務上の問題の不安定さや作業状況の不確実性、健康問題に関する懸念を示している可能性があります。色んなことに手を出しすぎて収集がつかなくなっていることも考えられます。仕事ばかりをしていたり、遊びすぎていたりと、ライフスタイルのバランスが偏っているようです。

リーディング例

愛に関して占った場合
ペンタクルの2の逆位置が愛について出た場合、恋愛関係が落ち着かないことや、その場限りの良い加減な態度をとる可能性を示唆します。ふたりの金銭感覚にズレがあることや、どちらか一方が金銭的な心配事を抱えていることで、恋愛どころではないのかもしれません。また、どちらか一方が金銭的な負担を背負いすぎている可能性もあります。偏らないように、ふたりでバランスを保つ必要があります。あるいは、誰に対しても愛想を振りまいて八方美人になっていることで、不信感が芽生える可能性もあります。言っていることとやっていることの一貫性がなく、将来が見えてこないと感じているかもしれません。また、連絡が滞りがちになることや、笑いのツボがずれているなど、相性が良くない可能性もあります。
勉強や仕事に関して占った場合
ペンタクルの2の逆位置が仕事について出た場合、並行して二つの仕事をやり遂げるために必死になっていることや、職場で起きる変化により不安を感じる可能性があります。あるいは、遅刻が多くなっていたり、積極的に取り組もうとしない不真面目な態度が目立ち、信頼を失う可能性もあります。表面的に取り繕っていても、内心では真逆のことを考えていたりと、裏表があることも表します。約束事や期限を守らないことで、無責任な人だと思われそうです。定職に就かず、いつまでもニートやフリーターでいることも示唆します。今の状況を楽観視するのをやめて、現実と向き合う必要があるでしょう。
お金に関することで占った場合
ペンタクルの2の逆位置がお金について出た場合、経済的に浮き沈みがある期間を示しています。お金はあっという間に行き来し、流れが掴めない不安定な状況が続きそうです。今後のことも見据えて、ゆとりある資産運用を心がける必要がありそうです。また、収支のバランスをよく考える必要もあります。自分の見込んでいた報酬を受け取れないなど、ガッカリするようなことがあるかもしれません。

カードを読み解くポイント

一部のタロットデッキでは、ペンタクルの2のカードにジャグリングする人物を描いており、多くのボールを空中に保持しようとする様子が描かれています。このカードが意味するものは、2つの選択肢や対極となる2つのもののバランスを保つことです。男女が一つになって子孫ができること、光と影の存在があって目に映るものが形成されることなど「2つのものが調和することで新しい何かが生まれる」という意味合いも込められています。また、2つのものが交互に循環すると言った流動性を示唆することも多いです。

ペンタクルは現実的なもの、物質的なことを象徴するソートなので、主にお金について訴えかけることがあります。このカードが占いで出たら、常に変動することを示唆するため、表示されたカードの向き(正位置・逆位置)に関係なく、金銭面での貸し借りや借金はしない方が良いでしょう。自力でやりくりする方向で考えるのが無難です。金銭的なトラブルによって人間関係や愛情面で亀裂が入りかねないことを肝に銘じておく必要があります。

カードの意味を更に深く考察

ペンタクルの2はソードの2と似ていて、バランスを象徴しています。ソードの2の場合は、不安定さを保とうとしている状態です。しかし、ウェイト版のタロットデッキで楽しげな人物が描かれているペンタクルの2はソードの2に比べて良い意味合いが含まれます。

バランスを取ろうとしている様子はジャグラーを連想させ、余興やゲームと言った要素を含みます。道具を使いこなす様子は大アルカナの魔術師にも似ており、2つの相反するものから生まれる何らかの可能性を秘めています。また、二つのペンタクルを結ぶ線が無限のシンボル(∞)を描いていることから、大アルカナのとの関連性もあります。これは、バランスをとり、相反する2つのものが調和することで無限の可能性がひらかれる、といった深い考察もできるのです。